東南アジアのリゾートホテルに散見される、謎ワード「 ガラディナー」。
クリスマスイブや大晦日にホテルがパーティーするから来てね、というイベントですが、宿泊客に選択権はなくあらかじめ宿泊費に組み込まれている場合が多く(いちおう参加自体は任意)、知らない人にとっては恐怖というか、場合によっては理不尽なイベントです。
12月24日に宿泊していたルアンパバンのアンサナ・メゾン・スバナポン(Angsana Maison Souvannaphoum)。そもそもホリデーシーズンで高騰しているのもあって、宿泊費はディナー代込みで普段より1万円くらいお高め。参加費だけ払うのもなんなので、参加してきました。
実際の内容はラオスの舞踊を観ながらのコース料理のお食事。観客が少なかったからかゆっくり観ることができました。舞踊自体はカンボジアのアプサラダンスの簡易版といった印象。芸術性云々よりは、地元の子供の学芸会。聴衆が少なく、近くでゆっくり観ることができたのはよかった。
前菜。いい感じ。生野菜と濃い味付けの魚は幸せになれる組み合わせ。付け合わせのパンも美味しいフランスパンでした。
スープ。かぼちゃって最高のチョイス。東南アジアの芋類はもれなく美味しい。
口直し。高まる期待感。
メイン。ターキー的なやつ。クリスマス感出てきた。
デザートが可愛い。プリンが日本のプリンみたいで美味しい。
ドレスコードは特に指定なく、参加者の皆さんは普段着で参加されていました。私はオフィスで着れるきれい目なワンピースで参加しましたが、ルアンパバンの夜は思ったより寒くて、毛布に包まっていた。
結論として、値段次第だと思います。
今回は、sittingのコース(1カクテル付き)、間近で観れるラオス舞踊ショーで、実質ディナー代が40USDだったので全く不満はなかったけれど、
これが、ただでさえホリデーシーズンで高騰しているホテル代に加えて立食、ビュッフェで、1人あたりのディナー代1万円を超えてきたら参加したくないと思います。強制されるのは、ホリデーシーズンしか旅行できない我々社畜日本人にはツライ。オプションにしてくれれば、我々も不満ないし、ホテル側も参加者のお眼鏡に叶うように内容が良くなるんじゃないかな。
なお、2016年のクリスマスイブに宿泊したバリ島のソフィテルでは開催されていませんでしたので、年末年始に東南アジアのホテルに宿泊する際はガラディナーの有無に注意して選ぶと良いと思います。
アンサナ・メゾン・スバナポン(Angsana Maison Souvannaphoum)
住所:Chao Fa Ngum Road, Ban That Luang, Luang Prabang