ハノイで宿泊したホテルは「ソフィテルレジェンドメトロポールハノイ」。20世紀初頭からの建物を利用した、ヘリテージホテルです。こういう歴史的なホテルに泊まるのがたまらなく好きです。ハノイでは、日中ベトナム料理がおいしすぎてついつい食べすぎるので、朝食は抜こうと思っていたのですが、ホテルスタッフの方にお話しすると、”Why not? It would change your mind.”と言われたので、どんなもんやと思い頑張って食べに行くことに。
メトロポールウイング1階ののレストランのLe Beaulieu。メトロポールウイングはホテルの中でもっとも歴史を感じるコロニアルな雰囲気の建物です。パリには行ったことありませんが、パリっぽい雰囲気だと思いました。しかし、窓の外に目を向けるとバイクがビュンビュン走っていて、やっぱりここは東南アジアだ。。
こちらレストランの朝食は基本はビュッフェなのですが、前日の暴飲暴食で食べる前からお腹いっぱいだったので、セットを注文。フォーの朝食。 パンの盛り合わせ、ベトナムコーヒー、牛肉のフォー、フルーツのセット。
フォーはだしが効いていて、疲れた胃に優しいお味。フォーを食べようと思えば街中のお店でいくらでも安く食べれると思いますが、優雅な雰囲気でいただけるこちらのフォーは、また格別でした。ただ、ホテルの料理教室に参加した際に、シェフにフォーのだしの秘訣について伺ったところ、「ただのスープストックだよ。」とのことでした(笑)。
パンはバスケットでの提供。どの国でもソフィテルはフランス系列のホテルだからか、パンが美味しいと思っているのですが、こちらのソフィテルも外れなく美味しかったです。美味しすぎてこの量のパンを一人で完食。このサクサク感は東南アジアではなかなか出会えないです。もはやパンとベトナムコーヒーだけでも、十分絵になる。
フルーツは、盛り合わせの皿で。ドラゴンフルーツなどの南国チョイスが気分がアガる。パイナップルはどの国で食べてもおいしい。
優雅な朝食でゆったりと始まる最高の一日。この多幸感は旅の楽しみのひとつであり、また人生を豊かにしてくれるスパイスだと思っています。
ちなみに、今まで経験したホテル朝食で印象に残っているものベスト5は以下です。
- 奈良ホテル(日本)の茶がゆ朝食
- ホテルオークラ東京(日本)のフレンチトースト
- ラッフルズホテル(シンガポール)のオムレツ
- マンダリンオリエンタルバンコク(タイ)のモエ・ド・シャンドン飲み放題朝食
- そして今回のソフィテルレジェンドメトロポールハノイ(ベトナム)のフォーの朝食